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光前寺













































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仁王門にほど近い駒ヶ根高原美術館

県宝三重塔 1808年再建

光前寺本堂 1851年再建

本坊内庭園

参道 石垣の間からヒカリゴケが見られる

■光前寺の沿革
光前寺は、860年円仁(天台宗最澄の信任の厚い弟子で比叡のエリート、関東・東北に布教広める)の弟子にあたる本聖上人によって開山された。天台宗の発展と共に寺も隆盛し、江戸時代には幕府から60石の寺領と10万石大名格を与えられ、信濃五大寺のひとつに数えられた。長い歴史の中で幾多の火災にもあい、現在の伽藍の多くは江戸時代後期の建立だが、三門の奥右側にある弁天堂は見逃してしまうほど小さな建物だが、内部厨子の造りと共に室町期の様式で唯一重要文化財。境内は全域が光前寺庭園として国指定の名勝庭園に指定されている。名勝庭園は全国に182あるが県下では唯一。

■光前寺の見どころ
入り口にある仁王門から三門・本堂へとつながる参道は100mを越える直線の道。両側を石垣と杉の林に囲まれた石畳の参道は、静かさとその時代感が心地よい。三門手前を右に入ると本坊・客殿があり、その奥にある庭園はぜひ見たい。建物の向かいにある匂配を築山にし、その間に広い池を配している。石垣から滝が落ち、水の音と風の音が心和ませてくれる。ここは入場料が必要だが、本坊休憩所でお茶(煎茶)とお菓子がいただける。飲んだ湯呑みも持ち帰り可。本堂手前の左やや奥に三重の塔がある。1808年の再建で、南信州唯一。高さ17mで各層軒の組木も美しい。長野県宝。仁王門左には昭和55年にできた大講堂があり、その周りにしだれ桜が植えられている。開花期にはさまざまな行事もあり、夜ライトアップもされる。

所 在 地●駒ヶ根市赤穂29
電  話●0265-83-2736
時  間●9:00〜5:00
入 場 料●無料 境内自由
     ※本坊前庭園 大人500円/小学生200円
駐 車 場●有 無料
当園より●16km 25分